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聖夜の贈り物。

昔々、あるところに、
ランサーの旦那さんと、ヘヴィガンナーの奥様がいました。

二人は、けっして裕福ではありませんでしたが、仲睦まじく暮らしていました。

ある年の冬、地域を大寒波が襲い、
人々は、長い間、狩りに出る事も出来ず、
夏の蓄えを頼りに、慎ましい生活を余儀なくされていました。

それは、夫婦も例外ではありません。

年の暮れも押し迫った聖夜の日。それは二人の結婚記念日でもあります。

しかも、今年は十年目という節目でした。
 
今日は記念すべき日、
旦那さんは、奥様の為に、何かプレゼントをしたいと考えました。

「妻の愛用のヘヴィボウガンは、もう砲身が歪んでしまっている。」
「このままでは、いざという時に、彼女の身に危険が及ぶかもしれない。」

旦那さんは、自分の愛用のランスを売り払い、
奥様の為に、新しいヘヴィボウガンを購入しました。

「私のランスは無くなるけれど、隣家にお古でも頂く事が出来るだろうか・・・」

今日は記念すべき日、
奥様は、旦那さんの為に、何かプレゼントをしたいと考えました。

「夫の愛用のランスは、持ち手に亀裂が入ってしまっている。」
「穂先は研ぐ事が出来るけれど、このままでは折れてしまうかもしれない。」

奥様は、自分の愛用のヘヴィボウガンを売り払い、
旦那さんの為に、新しいランスを購入しました。

「私のヘヴィボウガンは無くなるけれど、隣家にお古でも頂く事が出来れば・・・」

その夜、お互いが用意した物を見て、二人は全てを理解し、その表情は暗く曇りました。

「すまない。この十年、君と過ごしてきて、君の事は理解しているつもりだった。」
「でも、すれ違ってしまったね。本当にすまない。」
旦那さんは、力なく笑いながら、言いました。

奥様は、ふと何かに気付き、そして、明るく笑いながら言いました。
「何を言ってるんですか。」
「すれ違ったって事は、お互いに向かい合って、歩み寄ったからですよ。」
「ちょっと、行き過ぎちゃいましたけれどね。」

「それとも、お互いに同じ方向を向き、共に歩んでいても、接点も無いままって。」
「ずっと平行線に進む方がお好みでしたか?」

旦那さんは、一瞬、面食らった顔になりましたが、
穏やかに、笑いながら頷きました。
「あぁ、そうだね。確かにそうだ。」

「さぁ、食事が冷めてしまいます。早くいただきましょう?」
妻が促します。

「おっと、冷めると大変だ。いただこうか。」
夫は応えます。

そうして、二人、にこやかにグラスをかわすのでした。



季節は移り、雪解けの春。

「じゃぁ、行ってくるよ。」
旦那さんは、残雪深き雪山へと、狩りに出かけます。

「えぇ、お気をつけて。」
「ラージャンに遭ったら、逃げてくださいね。」
奥様は、心配そうに送り出します。

「今度は、君の分も造らないとな。」
「一緒に狩りに行けないと、寂しくて仕方ない。」
そう言いながら、旦那さんは、ゆっくりと、外への扉を開きました。

背に担いだ、鈍色の武器が、陽光を照り返します。

ヘヴィボウガンの砲撃機構を備え、
ランスの斬突性能を併せ持つ、異色の形状。
夫婦の愛がカタチとなった、新機軸の武器。

それは、後世に、ガンランスと呼ばれるモノ。

                                      おしまい。




またひとつ、黒歴史を刻んでしまいました。(TωT)


っと、皆さんご存知の、『賢者の贈り物』ですけれど、
クリスマス時期になると、ふと思い出してしまいます。

そうしているうちに、何となく書いてみたくなって、
モンハン風にアレンジしたら、こうなりました。

うーん、どうしてこうなった・・・ (lll-ω-)

"すれ違いは、向かい合ってた結果で、接点が云々"というのは、
何だか、どこかで、似たようなニュアンスの描写を読んだ様な気がして、
何となく、導入してみたり。 実際は、違ったかもですけど。

実際の原作の、日本語訳は、短編ながら、結構長くて、びっくりだ。
宣伝とかでは、重点しか使用してないのですね。

それにしても、文章を書くって、ホントに大変です。
どこから、どこまで書いて良いのか、全然解らないです。


「お互いの武器が、新調出来たなら、
   それを持って、二人で狩りに行けば良いんじゃない?」

って、思いきり、ツッコミを入れたくなりますけれど、
どうしても、ガンランスに結び付けたくて、こうしました。



さてさて、そろそろ眠るとします。Oo。(。pω-。)オヤスミィ

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シルヴィ

Author:シルヴィ
MHF:3鯖育ち。 遭遇率は低いぞ。(*'-')ノシ
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※記事は@へれ

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